Googleのレスポンシブ検索広告とは?メリットや特徴を解説!

レスポンシブ検索広告とは?リスティング広告

Google広告を配信しているんだけど、レスポンシブ検索広告がどんな広告なのか知りたい…。

レスポンシブ検索広告は複数の訴求軸を設定して、自動で最適化されていく広告の種類なんだ!

Googleのリスティング広告では、通常の拡張テキスト広告の他にレスポンシブ検索広告を配信することが出来ます。

このレスポンシブ検索広告とは、見出しや説明文を複数本入れて広告文を自動で最適化していく広告で、より良い訴求を見つけやすくなります。

そこで今回はレスポンシブ検索広告の概要からメリットやデメリット、入稿方法とどのような場合に使うのが良いか、解説していきます。

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レスポンシブ検索広告とは?

レスポンシブ検索広告とは、Googleのリスティング広告で配信できる広告の種類のひとつで、見出しと説明文を複数本入れることで、自動で組み合わせが最適化される広告です。

Responsive Search Adsと英語で書くため、頭文字を取ってRSAとも呼ばれます。

拡張テキスト広告との違い

レスポンシブ検索広告も拡張テキスト広告も、広告の表示のされ方は同じです。

通常リスティング広告で使われている拡張テキスト広告は、広告見出し1~3と説明文1・2にそれぞれに表示させたい訴求内容を一つずつ設定していきます。

それぞれに設定した内容を元に、広告文が1つ作られて表示されます。

一方レスポンシブ検索広告は、広告見出しと説明文を複数本設定していきます。

配信される際に広告見出しに設定した内容から2つもしくは3つ、説明文に設定した内容から2つが自動で選定されて組み合わさり、リスティング広告が配信されます。

広告見出しと説明文に入れる本数によってパターンの数は変わり、どのパターンで表示されるかがGoogleの自動学習によって最適化されていく仕組みとなっています。

レスポンシブ検索広告のメリット

レスポンシブ検索広告が、見出しと説明文を複数本入れて自動で組み合わさって配信されることが分かったところで、レスポンシブ検索広告を配信するとどんなメリットがあるのかを見ていきましょう。

①デバイスの幅に合わせた広告配信

パソコンやスマートフォンも機種によってそれぞれデバイスの幅が異なるため、リスティングの広告枠も変動していきます。

狭い幅のデバイスには文字数の少ない見出しを、広い幅のデバイスでは文字数の多い見出しを選定するといったことが出来るため、広告枠のスペースをより一層活用して広告文を配信することが出来ます。

②自動で関連性の高い広告文を配信出来る

見出しと説明文に複数本入れておくことで、検索したユーザーにより関連性の高いと考えられる広告文がGoogle側で自動で組み合わさって配信されます。

ユーザー毎に広告文を最適化出来るのは、レスポンシブ検索広告のみで大きな特徴になります。

③オークションの入札機会が増える

キーワードにマッチした様々な広告文を入稿しておくことで、検索語句との一致率が高まり品質スコアが上がり、同じ入札単価でもオークションの入札機会を増やすことが出来ます。

④広告グループの掲載結果の向上

①~③の結果より、これまでのテキスト広告では獲得できなかったクリックやコンバージョンを獲得出来るようになります。

そのため広告グループ全体として掲載結果の向上が期待できます。

レスポンシブ検索広告のデメリット

レスポンシブ検索広告ではクリックやコンバージョンの向上が期待できる代わりに、注意点も多いメニューとなっています。

ここではレスポンシブ検索広告のデメリット部分を解説します。

①審査落ちが発生しやすい

レスポンシブ検索広告では、通常の拡張テキスト広告よりも多い数の文章を入稿することから、審査落ちが発生しやすい広告と言えます。

また広告見出しは最低でも5本以上設定する必要がありますが、それぞれのフレーズが同じであったり類似しているような訴求で入稿すると審査落ちになってしまいます。

レスポンシブ検索広告の一番の特徴が、それぞれのユーザーに関連性の高い広告を配信させられることになりますので、あまりに似たような訴求では最適化もされにくいという欠点もあります。

ユーザーの様々なモチベーションに合わせた広告文を用意する方が、効果も出やすく審査落ちも発生しにくいと言えるでしょう。

②拡張テキスト広告が必須

レスポンシブ検索広告を入稿した広告グループでは、拡張テキスト広告も入稿されていないといけません。

現在、レスポンシブ検索広告がまだベータ版であることから、正常に動作しないことがありこのような対応が取られていると思います。

すでに拡張テキスト広告が入稿されている広告グループにはレスポンシブ検索広告を追加で問題ありませんが、新規で作成した広告グループに入稿する場合はレスポンシブ検索広告と拡張テキスト広告の2本を入稿する必要があります。

③広告カスタマイザとの併用ができない

広告カスタマイザは、キーワードや配信地域に合わせて広告文をカスタマイズすることができる機能ですが、レスポンシブ検索広告ではこの広告カスタマイザの機能を使うことができません。

そのため、これまで広告カスタマイザを活用していた広告グループなどでは、レスポンシブ検索広告と広告カスタマイザを使った拡張テキスト広告を回していく必要があるため、広告の本数が多くなってしまいます。

④広告文の意味が通るように設定

広告見出しと説明文が自動で選定されて組み合わされる広告のため、どの組み合わせで配信されるかは実際に配信してみないと分かりません。

そのため、どの組み合わせで配信されたとしても、広告文の意味が通るように準備する必要があります。

「この見出しが無いとこの内容は分からない」とならないように注意しましょう。

ただしこの組み合わせをある程度制限することが出来るのが、次に紹介するピン止め機能になります。

ピン止め機能

ピン止め機能を使うと、見出しもしくは説明文をある特定の表示位置に固定させることが出来ます。

これを使えば、「この内容はこの位置に必ず入れておきたい」といった場合でも、レスポンシブ検索広告で対応が出来るようになります。

特に社名やサービス名などを入れている場合は、このピン止め機能を使っておくことで広告文の中での重複を防ぐことが出来ます。

ただし、ピン止め機能は使いすぎにも注意が必要です。

レスポンシブ検索広告は自動で関連性の高い広告文を見つける広告なので、ピン止めを使いすぎてしまうと組み合わせの本数が減ってしまい自動最適化がかかりにくくなります。

ピン止めを使う場合はせめて1箇所程度に抑えておくようにしましょう。

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レスポンシブ検索広告の入稿

ここからは実際の入稿仕様や入稿方法を解説していきます。

入稿の仕様

種類入稿本数文字数
見出し5~15本30文字以内(半角)
説明文2~4本90文字以内(半角)

見出し・説明文ともに文字数は拡張テキスト広告と同じになります。

見出しの入稿本数は3本でも通る時がありますが、Googleの推奨の仕様では最低5本を入れておかないと審査落ちになる可能性があります。

入稿方法

手順①:広告の入稿画面より「レスポンシブ検索広告」を選択

「広告」から「+」ボタンを押して、開いたメニューから「レスポンシブ検索広告」を選択します。

手順②:入稿内容を設定していく

入稿画面が表示されますので、見出しと説明文は仕様の通り複数本入力し、拡張テキスト広告と同じく最終ページURLや表示URLなどを入力して保存すれば完了です。

また右上の部分に広告の有効性というものが表示されます。

入稿されているキーワードにマッチしている広告文があるかどうかや見出しの本数が多いかどうか、それぞれ独自性があるかということを軸にそのレスポンシブ検索広告の評価を行っています。

あまりにも低すぎる場合は自動最適化がされにくくなりますので、上がるように入稿内容を調整していきましょう。

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レスポンシブ検索広告はどんな場面で活用するのが良いか?

ここでは実際にレスポンシブ検索広告をどんな場面で使っていくべきか、実際のレスポンシブ検索広告の配信データを元にご紹介させて頂きます。

実際の配信結果

同じ広告グループ内に拡張テキスト広告とレスポンシブ検索広告を入稿した場合の配信結果が以下となりました。

広告IMPCLCTRCPCCOSTCVCVRCPA
拡張テキスト広告20,6671,0345.00%505円521,660円232.22%22,681円
レスポンシブ検索広告18,7286673.56%411円274,433円40.60%68,608円

配信結果を見て分かる通り、拡張テキスト広告よりもCTRが低下、またCVRも低下してしまい獲得効率は悪くなってしまいました。

この数値だけを見てしまうと、レスポンシブ検索広告では効果改善が見込めないと考えてしまいます。

この当時、初めてレスポンシブ検索広告を回したということもあり、このデータを次に繋げられないかと思い、以下の分析を行いました。

まず、レスポンシブ検索広告のそれぞれの広告文がどの程度表示されているのかを管理画面で確認しました。

すると、広告見出しは1本に表示回数が大きく寄っていることが分かります。

このデータを見る限り、全体の効果は悪いものの最適化はかかり始めていた可能性があります。

次に先ほどの拡張テキスト広告を既存広告、レスポンシブ検索広告で表示回数の多い見出しを拡張テキスト広告で追加入稿したものを新規広告、この2つの拡張テキスト広告を同期間で配信して検証しました。

広告IMPCLCTRCPCCOSTCVCVRCPA
既存広告56,5351,5072.66%484円730,249円432.85%16,982円
新規広告30,7051,0673.48%476円508,367円323.00%15,886円

結果としては、レスポンシブ検索広告で表示回数の寄っていた広告見出しを使った広告文の方が、CTR・CVRともに向上していることが分かりました。

どんな場面で使えるか?

先ほどのレスポンシブ検索広告の結果より、

  • どのような訴求がユーザーの興味を引くか分からないといった時
  • 新しい切り口を見つけたい時

にベストな広告種別であるといえます。

ユーザーと一言で言っても様々なユーザーがいて、同じキーワードを検索していても、価格を重視する方もいれば質を重視している方もいらっしゃいます。

そのどちらの傾向が良いかをレスポンシブ検索広告で判断していくことが出来ます。

反対に「現在の広告のCTRとCVRを上げたい」という数値重視の場合、レスポンシブ検索広告は合わない可能性があります。

配信内容を考えるポイント

レスポンシブ検索広告がどの訴求が興味を引くか分からない時や、新しい切り口を見つける時に使いやすい広告であることが分かったかと思います。

最後によりレスポンシブ検索広告の効果を発揮するために、どのような配信内容で設定していくのが良いかをご紹介させて頂きます。

①見出しは文字数にばらつきを付ける

レスポンシブ検索広告の特徴でもあった通り、デバイスの幅に合わせて最適な文章が選定されます。

そのため、特に見出しの文字数は長いものばかりでは無く、短い文字数のものも準備しておくことでより最適化が進みやすくなります。

②キーワードを極力入れる

キーワードと広告文のマッチ率が高まることでオークション回数の機会も増えます。

また様々なキーワードが入ることで、より広告文も独自性を持たせることが出来ます。

そのため、入稿キーワードの内容を広告文に少しでも多く入れられるように設定していきましょう。

③見出しと説明文の本数は多く設定

見出しは最大15本、説明文は最大4本入稿することが出来ます。

この本数が多ければ多いほど、クリエイティブの最適化が進みやすくなります。

色んな角度から配信すべきターゲットのことを考えて、訴求内容を少しでも多く設定してあげることがよりレスポンシブ検索広告の効果向上に繋がります。

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まとめ

まとめ

今回はレスポンシブ検索広告の特徴や注意点、そして実際の入稿内容をご紹介させて頂きました。

レスポンシブ検索広告は現在まだベータ版ではありますが、使用している広告主様も多く感じます。

この記事でも解説した通り、レスポンシブ検索広告と拡張テキスト広告を比較すると効果が悪いということも起こり得るのですが、最適化のロジックについてはより良くなってきています。

もし広告の訴求軸でお悩みのようであれば、是非一度レスポンシブ検索広告を試してみて頂ければと思います。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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この記事を書いた人
Tomoya Watanabe

リスティング広告の運用歴は7年で、広告代理店も広告主側もどちらも経験してきました。記事では、自らのリスティング広告の運用の経験から、実際にやってみて上手くいったことだけでなく、失敗したこともすべてリアルに解説していきます。

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