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【YouTube広告のターゲティング一覧】TrueViewやバンパー広告のセグメント選定

YouTube広告のターゲティングYouTube広告

YouTube広告を配信したいんだけど、どんなターゲティングをすることが出来るのか知りたい…。

GDNとは違い、YouTube広告ならではのターゲティング手法があるんだ!

YouTube広告はテレビCMとは異なり、ターゲティングをして狙いたいユーザーにだけ配信させることが出来ます。

ターゲティングの種類として、Google広告ディスプレイネットワーク(GDN)で使用することが出来るターゲティングが基本的なものですが、YouTube広告でしか使うことの出来ないターゲティング手法もあります。

そこでこの記事では、YouTube広告で使用することのできるターゲティング手法の一覧ターゲティングの選び方について解説していきます。

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YouTube広告のターゲティング一覧

YouTube広告のターゲティング一覧

YouTube広告で使うことの出来るターゲティングは、全部で16種類あります。

ターゲティングの手法は、大きくユーザー(人)をターゲティング出来るものとコンテンツ(配信面)をターゲティング出来るものに分かれています。

全17種類のターゲティングの一覧を以下の表にまとめさせて頂きました。
(ターゲティング名をクリックすると、解説している部分に飛びます。)

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YouTube広告のターゲティングの選び方

YouTube広告のターゲティングの選び方

YouTube広告では動画のクリエイティブと配信する目的に応じてターゲティングを選ぶことで、よりユーザーにその動画を共感してもらえることが出来ます。

動画のクリエイティブによるターゲティング

動画のクリエイティブに関しては、特にユーザーの属性である「年齢」や「性別」、「子供の有無」のターゲティングを決めていく指標にしましょう。

例えば、ゴルフや釣りなどは年齢層の高いユーザーが趣味を持っている場合がありますが、若い人向けにかっこいいや可愛いといったインパクトのある動画コンテンツを作れば、18~24歳のターゲットに共感をしてもらえる可能性があります。

そのため、商材だけではなく配信しようとしている動画のクリエイティブが、どのユーザー属性に刺さりやすいかを考えて、年齢性別を決めていきましょう。

配信する目的によるターゲティング

YouTube広告を配信する目的は、大きく獲得目的と認知目的に分けられます。

獲得目的の場合は、動画を再生した後にユーザーがアクション(サイト遷移など)を起こしてもらえるかが重要になってきます。

そのため、元々獲得を考えていた見込みユーザーに配信するのが一番アクションが起こされやすいので、リマーケティングカスタムインテントオーディエンスを使っていくのがおすすめです。

一方認知目的の場合は、動画をどれだけ多くのユーザーに見てもらえたか、そしてそれよりも重要なことはどれだけ多くのユーザーに共感してもらえたかが肝になってきます。

そのため、興味や関心を持っているユーザーに対して、しっかりと共感されやすい動画クリエイティブを作り上げることで、ユーザーの印象は上がりやすくなります。

認知目的では、カスタムアフィニティカテゴリトピックターゲットが最適なターゲティングになってきます。

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ユーザーを絞るターゲティング

ユーザーを絞るターゲティング

ここからはユーザーを絞る13種類のターゲティングを解説していきます。

年齢

年齢は、「18~24才」「25~34才」「35~44才」「45~54才」「55~64才」「65才以上」「不明」の7つから選択することが出来ます。

ターゲットの年齢層が決まっているような商品やサービスは、年齢をしっかりと絞るようにしましょう。

性別

性別は、「女性」「男性」「不明」の3つから選択することが出来ます。

年齢と一緒に使われることが多いセグメントで、他の広告で性別によるパフォーマンスの違いがあるようでしたら、設定しておくと効果が発揮しやすくなります。

子供の有無

子供の有無だけでなく子供がいる場合は、「0~1歳の幼児」「1~3歳の幼児」「4~5歳の幼児」「6~12歳の小学生」「13~17歳」とどのくらいの年齢の子供を育てている親に配信するかを選択することが出来ます。

子供向けの商材(子供向け英会話・チャイルドシート・ランドセルなど)を取り扱っている場合は、このターゲティングを設定するとユーザーが共感しやすくなります。

配偶者の有無

配偶者の有無では、「独身」「交際中」「既婚」の3つから選択することが出来ます。

ただし「既婚」の中には同棲も含まれています。

これも商品(結婚指輪など)によって明確に分かれていれば、ターゲティングしておきましょう。

教育

教育とは最終学歴のことを指していて「高校卒」「学士号」「大学院卒」から選ぶことができ、卒業していない向けに「現役の大学生」を選択することが出来ます。

かなり特化しているターゲティングなのであまり使うことは無いかもしれませんが、商材に応じて設定してください。

住宅所有状況

住宅を所有しているのか、賃貸を借りているのかをターゲティングすることが出来ます。

これも商材によって使う使わないが出てくると思いますが、例えば新築マンションのプロモーションを行う際は配偶者の有無と掛け合わせたりすると面白いかもしれません。

リマーケティング

リマーケティングは、一度サイトに訪問したことがある、もしくはYouTubeチャンネル内の動画を再生したことのあるユーザーに対して、YouTube広告を配信することが出来ます。

YouTube広告の配信目的にもよりますが、獲得つまり売上増加を目的として考えるのであれば、リマーケティングはより見込み顧客に配信することが出来るのでおすすめです。

類似ユーザーターゲティング

類似ユーザーターゲティングは、リマーケティングユーザーと同じようなページを閲覧していたり、同じようなものに興味を示しているユーザーに対してターゲティングすることが出来ます。

サイトには訪問していないですが、興味や関心が類似しているということもあり、YouTube広告では比較的共感してもらいやすいユーザー層が多いです。

アフィニティカテゴリ

アフィニティカテゴリは、ユーザーの興味関心に対してターゲティングすることができ、Google側で決められたカテゴリから選択することが出来ます。

カテゴリは「スポーツ」や「健康」などの大きいカテゴリから、「ファーストフード愛好家」「演劇好き」など少しニッチなカテゴリも準備されています。

YouTube広告を認知向けで配信するのであれば、おすすめできるターゲティングです。

カスタムアフィニティカテゴリ

カスタムアフィニティカテゴリは、先ほどのアフィニティのカテゴリを自分で作り上げて配信することが出来るターゲティングです。

具体的にはキーワードやURLを設定して、その設定項目に興味のあるユーザーをカテゴライズすることが出来ます。

YouTube広告でカスタムアフィニティを使う場合、「場所」を設定することができ、良く「ジムに行く人」などその場所に訪問しやすいユーザーをターゲティングすることが出来ます。

購買意向の強いオーディエンス

購買意向の強いオーディエンスとは、ユーザーがそのカテゴリを積極的に調べていたり、購入しようとしているユーザーに対して配信することが出来るターゲティングです。

アフィニティカテゴリと同じように、「家電」や「旅行」という大きいカテゴリから「セキュリティソフト」や「コンサートのチケット」などターゲットを絞って配信させることが出来ます。

アフィニティカテゴリとの違いは、アフィニティは興味・関心の軽い気持ちであるのに対して、購買意向の強いオーディエンスは購入に繋がりやすいユーザーが多いです。

そのため、獲得目的のYouTube広告で使われやすいターゲティングになります。

カスタムインテントオーディエンス

カスタムインテントオーディエンスは、先ほどの購買意向の強いオーディエンスをキーワードを設定してオリジナルのオーディエンスを作り上げることが出来るターゲティングです。

GDNの場合は上記の通りなのですが、YouTube広告では設定したキーワードを14日以内にGoogleで検索したユーザーに対して広告を配信させることが出来ます。

YouTube広告の中でも一番獲得に繋がりやすいのが、このカスタムインテントオーディエンスになっています。

ライフイベント

ライフイベントは、人生の大きなイベントの節目を迎えているユーザーに対してYouTube広告を配信することが出来るターゲティングです。

例えば、「マイホームの購入」や「起業」などを最近した、もしくはしようとしているユーザーをターゲティングすることができ、Googleで決められているイベント9つから選択できます。

ピンポイントで必要としているユーザーに対してターゲティングを行うことが出来ますので、商材に合うものがあれば活用をおすすめいたします。

なおライフイベントは、YouTube広告もしくはGDNの中のGmail広告でしか配信することが出来ないターゲティングです。

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配信面を絞るターゲティング

配信面を絞るターゲティング

続いて、配信面を絞る3種類のターゲティングを解説していきます。

キーワードターゲティング

キーワードターゲティングは、設定したキーワードに関連するYouTube動画に配信することが出来るターゲティングです。

動画のコンテンツだけではなく、コメント欄に書かれている内容からも関連しているかどうかを判断しているので、キーワードにマッチしている動画以外にも配信されることがあります。

キーワードを選ぶ場合は、商品やサービスに関わるキーワードだけではあまりYouTube動画がアップされていない場合が多いので、その商品を購入する際にユーザーが抱えやすい悩みや問題点などからキーワードをピックアップしていくと、広告に興味を持ってくれるユーザーの多い動画に配信させることが出来ます。

トピックターゲティング

トピックターゲティングは、そのトピックに関連しているYouTube動画に配信させることが出来ます。

トピックとはカテゴリのようなもので、GoogleがそれぞれのYouTube動画に対してどんな動画かを分析してこのトピックにまとめています。

「ショッピング」や「ペット」などの大きいトピックから、「電子レンジ」や「家の塗装」といった小さいトピックまで準備されていますが、このトピックターゲティングはYouTube広告ではかなり配信量が多くなることがありますので、使用する場合は小さめのトピックから選んで頂く方が効果的です。

プレースメントターゲティング

プレースメントターゲティングは、特定のYouTube動画やYouTubeチャンネルにのみ配信することが出来るターゲティングです。

YouTube動画ではプレースメントで絞ることは少ないですが、例えばライバルのYouTube動画に広告枠が準備されている場合は、プレースメントを使って配信することが出来ます。

また配信設定だけでなく除外設定もよく使われることがあり、視聴率が低いYouTube動画などを除外させていくことで、視聴率が改善し動画のスコアが高くなり、視聴単価を安くさせることが出来ます。

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まとめ

まとめ

YouTube広告と一言で言っても色んなターゲティングが出来るんだね!

YouTube広告で重要になってくるのは、動画クリエイティブとターゲティングの設定の組み合わせになるので、ターゲティングはしっかりと理解しておこう!

今回はYouTube広告におけるターゲティングの一覧と選び方について、解説をさせて頂きました。

YouTube広告には様々なターゲティングがありますが、ユーザーの目的に応じて使い分けを行うことが重要になってきます。

そして、配信するターゲットユーザーと動画クリエイティブがマッチしているのかどうか配信目的を達成できるのかどうか、をしっかりと考えて設定していくようにしましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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この記事を書いた人
Tomoya Watanabe

リスティング広告の運用歴は7年で、広告代理店も広告主側もどちらも経験してきました。記事では、自らのリスティング広告の運用の経験から、実際にやってみて上手くいったことだけでなく、失敗したこともすべてリアルに解説していきます。

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