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Google広告で検索ボリュームが少ないと表示された時の対処方法

リスティング広告

現在、Google広告でリスティングを配信しているが、一部のキーワードで「検索ボリュームが少ない」と表示されてしまっている。

改善方法を教えて欲しい。

今回は上記のような、Google広告でなぜ「検索ボリュームが少ない」と表示されているかを知りたい方向けの記事です。


Google広告で、「このキーワードで配信しよう!」と思ってキーワードを追加したのに、ステータスの列に「検索ボリュームが少ない」と表示されることは無いですか?

そしてこの表示がされてしまうと、実は広告の配信がされません。

そこで今回は、この「検索ボリュームが少ない」と表示されている理由から、その改善方法までを解説させて頂きます。

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Google広告で検索ボリュームが少ないと表示されている理由

まずはGoogle広告で「検索ボリュームが少ない」と表示されている理由と、その場合どのような状態になっているのかを解説させて頂きます。

キーワードの検索数が少ない

当たり前のようですが、設定しているキーワードが誰にも検索されないため、「検索ボリュームが少ない」と表示されています。

リスティング広告は、ユーザーが自らそのキーワードを検索した際に表示される広告のため、キーワードによっては検索されやすいものからほとんど検索されないものまであります。

つまり、Google側から「このキーワードは検索数が少ないよ」と教えてくれているのです。

広告配信がされない

では、どうしてわざわざGoogleは検索数が少ないことを教えてくれているのでしょうか?

実は、「検索ボリュームが少ない」と表示されている場合、もしそのキーワードで検索されたとしてもリスティング広告が配信されない可能性があるからです。

この配信されない状態のことを「キーワードサスペンド」と呼びます。

「サスペンドにかかった」とも言うときがありますが、そのキーワードの検索数が少なすぎるとGoogle側が制限をかけてしまい広告の配信をさせないことがあるのです。

これは検索数が少なすぎることで、Google広告がどんなキーワードなのかを分類するデータ量が少なく、そのユーザーと広告の関連性を示す品質スコアなど単価を決める要素を決められなくなってしまうから、とされています。

この状態になってしまうと、いくら入札単価を上げても広告配信することが出来ず、お金でも解決出来ない事象になります。

キーワードサスペンドに関しては、以前以下でも記事を書かせて頂いておりますので、宜しければご参考にしてください。

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Google広告で検索ボリュームが少ないと表示された場合の改善方法

ここまでで「検索ボリュームが少ない」と表示されているのは、ただ検索数が少ないということを教えているのではなく、少なすぎて広告配信されていないということを教えているのが分かりました。

でも、広告配信されないなんて困りますよね。

ここからは「検索ボリュームが少ない」と表示された場合の改善方法を解説いたします。

マッチタイプを拡げる

キーワードの検索数が問題になるので、マッチタイプを拡げてみましょう。

完全一致だけでは検索数が少ないけど、フレーズ一致や部分一致の関連キーワードが追加されれば、検索数が増えて配信されるようになるかもしれないからです。

ここからは、実際に僕自身が経験したことからお話しさせて頂きます。


フレーズ一致で配信していたキーワードAの検索語句よりCVの上がっているキーワードBを完全一致で追加していたのですが、その中のキーワード1つが「検索ボリュームが少ない」と表示されていました。

CVの上がっていた検索語句であったため、入札単価をかなり引き上げていましたが、実際に検索しても広告が表示されず「キーワードサスペンド」になっている状態でした。

さらにマッチタイプの特徴で、検索語句とマッチしているキーワードで、かつ完全一致は優先して配信がなされるため、今回追加した完全一致が優先された結果、

  • キーワードBの完全一致は、キーワードサスペンドのため、配信されない
  • キーワードAのフレーズ一致は、キーワードBの完全一致が優先されるため、キーワードBで配信されない

と獲得に繋がっていたキーワードBでどちらのマッチタイプでも配信されない、という事象が発生しました。

その後フレーズ一致で配信していた時はキーワードBも配信されていたことから、追加した完全一致を停止したところ、再度実際に検索して配信されているのが確認出来ました。

この実体験から、

完全一致でキーワードサスペンドが発生している場合は、完全一致を停止して他のマッチタイプを入れることで配信される可能性がある

と考えられます。

恐らく、完全一致ではそのキーワードの検索数のみが対象となりますが、他のマッチタイプだと様々な検索語句を拾うためデータ量が増えGoogleが判断することが出来るので、配信される場合があるようです。

確実とは言えませんが、現在お悩みの場合は一度試してみて頂ければと思います。

なおマッチタイプの優先度は、以下の記事でもまとめておりますので、宜しければご参考にしてください。

検索数が増えるのを待つ

もう一つの方法としては、検索数が増えるのを待つ方法です。

検索数が増えればキーワードサスペンドが外れて、通常通り配信出来るようになります。

ただし、自分で何度も検索して無理やり検索数を増えたように見せるのはNGです。

この方法を紹介するサイトもありますが、もしこれで配信出来たとしてもまた検索数が減れば元のキーワードサスペンド状態になります。

それよりもスパム扱いを受ける可能性が高いので、この方法はおすすめしません。

自然に増えるのを待つのが良いのですが、もし会社名やサービス名のキーワードでどうしても早く配信したのであれば、認知系の広告メニューを配信することをおすすめいたします。

テレビのCMなどのマス広告になると、枠を抑えるし固定費として料金が発生してしまいますが、GoogleのYouTube広告では配信量に応じて費用が発生しますので、安く配信したいならこちらが良いでしょう。

とにかく色んな方に見てもらうという上で、YouTube広告の中でも「TrueView for reach」「バンパー広告」の2つがおすすめになります。

以下の記事でYouTube広告の種類をまとめていますが、この2つの広告メニューであれば、過去実績から1人(UU)に対して約1円で配信させることが出来るので、例えば1万人(UU)に表示させたければ1万円で配信出来るということになります。

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まとめ

今回は、Google広告で「検索ボリュームが少ない」と表示される現象において、その理由と改善方法を解説させて頂きました。

「検索ボリュームが少ない」というのは、「検索数が少ない」というだけでなく「それが原因で広告配信がされていない」ということをGoogleが教えてくれる指標になります。

  • マッチタイプを拡張させてみるか
  • 認知型の広告を配信して検索数が増えるのを待つか

という2点が、この「検索ボリュームが少ない」と表示された場合の改善方法になります。

なお、YouTube広告を配信する際に、配信量(配信料金)によってはYouTube広告を視聴したユーザーが実際に社名やサービス名などのキーワードを検索したかどうかのリフトアップを無料で調査することが可能です。

是非、認知の広告を配信する際はご利用をおすすめいたします。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

リスティング広告
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この記事を書いた人
Tomoya Watanabe

リスティング広告の運用歴は7年で、広告代理店も広告主側もどちらも経験してきました。記事では、自らのリスティング広告の運用の経験から、実際にやってみて上手くいったことだけでなく、失敗したこともすべてリアルに解説していきます。

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