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バンパー広告とは?6秒でユーザーに訴求するYouTube動画広告フォーマット!

YouTube広告

動画広告の配信を考えているんだけど、バンパー広告がどんな動画広告なのか知りたい…。

またバンパー広告を配信するとどんなメリットがあるのか知りたい。

バンパー広告はYouTube広告の1つで、短尺動画で訴求できる動画広告なんだ!

様々な動画が毎日アップされているYouTube上に配信することが出来るYouTube広告ですが、その中でもバンパー広告は6秒以内の動画で配信させる短尺の動画広告フォーマットです。

これまでは15秒や30秒でTrueView広告を回すことが多かったですが、このバンパー広告が誕生してからはTrueViewよりも配信されることが増えてきました。

バンパー広告には、TrueView広告よりも低単価で多くのユーザーに配信させられることが最大の魅力になっています。

そこで今回は、YouTube広告の1つであるバンパー広告について、仕組みや特徴、設定方法を解説させて頂きます。

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バンパー広告(Bumper Ads)とは?

まず始めにバンパー広告がどんな動画広告なのかについて解説させて頂きます。

  • バンパー広告の仕様と仕組み
  • クリエイティブの入稿規定
  • バンパー広告で配信出来るターゲティング
  • バンパー広告の料金・費用
  • 配信する目的と運用指標
  • 15秒のバンパー広告?
  • 縦型動画も入稿OK

バンパー広告の仕様と仕組み

バンパー広告はどこに配信される広告なの?

バンパー広告はYouTube面に配信することが出来る6秒以内に制限されている動画広告のフォーマットなんだ!

バンパー広告は、YouTube動画の前後や中間で配信することが出来る6秒以内の短尺の動画広告です。

通常のTrueView広告はスキップすることが出来るのに対して、バンパー広告はスキップを行うことは出来ない広告メニューです。

配信されるデバイスは、パソコン・タブレット・スマートフォンはもちろん、最近ではテレビ画面でYouTubeを見ることが出来るようになりましたので、テレビ画面も配信デバイスに入ってきます。

またバンパー広告を配信しても、YouTubeの再生回数にはカウントされませんので、ご注意ください。

クリエイティブの入稿規定

バンパー広告は6秒じゃないといけないの?

そんなことないよ!

6秒以内だったら配信することが出来るよ!

バンパー広告は6秒動画とも呼ばれますが、6秒の必要はありません。

6秒以内の動画であれば配信することが出来ます。

6秒で動画を作る企業が多いから、反対に3秒くらいの動画でバンパー広告を回すと目新しく、ユーザーの興味をそそることが出来るかもね!

またバンパー広告のクリエイティブは、YouTube上に限定公開もしくは本番にてアップロードを行い、動画のURLを管理画面に入稿することで配信を行えます。

クリエイティブの詳細な入稿規定に関しては、以下のヘルプページをご覧ください。

動画広告の要件 – Google 広告ポリシー ヘルプ

バンパー広告で配信出来るターゲティング

バンパー広告ではどのようなユーザーに配信させるかターゲティング設定は行えるの?

もちろん行えるよ!

Goolgeで使えるターゲティングなら可能だから、リマーケティングで配信することも出来るんだ!

バンパー広告はGoogle広告の1つであり、Google広告で配信出来るターゲティングであれば、全て使うことが出来ます。

バンパー広告のターゲティング
  • リマーケティング
  • アフィニティカテゴリ
  • カスタムアフィニティ
  • インテントカテゴリ
  • カスタムインテント
  • トピックターゲット
  • コンテンツターゲット

リマーケティングも配信することが出来ますので、サイトに一度訪問したユーザーに対してバンパー広告を配信することが出来ます。

またカスタムインテントオーディエンスは、通常は購買意向の高いユーザー層に配信することが出来るターゲティングですが、YouTube面では指定したキーワードをGoogleで検索したユーザーに配信させることが出来ます。

バンパー広告の料金・費用

バンパー広告はどのタイミングで費用がかかるの?

インプレッション、つまり動画広告が表示されたタイミングで料金がかかるんだよ!

バンパー広告はインプレッション単価(CPM)で費用が発生します。

そのため、管理画面での設定も1,000回広告が表示される際に目標となるインプレッション単価を設定します。

後ほどのメリット部分でも解説いたしますが、バンパー広告はインプレッション単価が非常に安く、ターゲティングにもよりますが1回のインプレッションに対して約0.4~0.5円くらいで配信させることが出来ます。

配信する目的と運用指標

バンパー広告ではコンバージョンを目的とすることはナンセンスなんだ!

え?そうなの?

うん、目的としてたくさんのユーザーに配信させることがバンパー広告の特徴なんだ!

バンパー広告を配信する一番の目的としては、多くのユーザーに動画で訴求を行い、商品やサービスに対する認知度を上げるという部分になります。

そのためバンパー広告の運用における指標としては、ユニークリーチ数いわゆるどれだけ多くのユーザーに広告を配信させることが出来たか、を見ていく必要があります。

また広告配信後は、Google社で金額に応じて無料で実施することがブランドリフト調査サーチリフト調査、また第三者によるアンケート調査により、ユーザーの態度変容が起きたかどうかを効果として追っていく必要があります。

検索広告やディスプレイ広告とは違い、獲得数を直接増やすということは期待できませんので、配信目的を見誤らないように注意してください。

なお、YouTube広告では配信目的に合わせて配信メニューが分かれていますので、もし他の目的での配信を考えているようであれば、以下の記事を参考にしてみてください。

15秒のバンパー広告?

バンパー広告を配信してみたいんだけど、15秒の動画しか持ってないんだ…。

15秒だったらTrueView for Reachで同じような配信が出来るようになるよ!

バンパー広告は6秒以内の動画でしか配信することが出来ませんので、TrueViewで15秒の動画がある場合は、6秒以内にリサイズする必要があります。

しかし、実はバンパー広告では無く、TrueView for Reachと呼ばれる広告メニューを活用することで、15秒動画でもバンパー広告のような配信を行うことが可能です。

このTrueView for Reachも名前の通り、リーチ数を増やす目的の配信メニューとなっておりますので、バンパー広告と同じくインプレッション単価を安く多くのユーザーに配信することが出来ます。

縦型動画も入稿OK

バンパー広告って縦型の動画も入稿出来るの?

うん、最近は縦型動画も増えてきたからね!

バンパー広告で入稿出来るようになっているんだ!

スマートフォンではYouTubeを含めて縦型の動画に少しずつ変わってきています。

YouTube広告でもこの縦型動画の広告に対応しており、バンパー広告も入稿することが出来ます。

横動画だけでなく縦型動画を入稿しておくことで、より多くのユーザーへ配信することが出来ますので、準備しておくことをおすすめいたします。

  • バンパー広告はYouTube動画の前後や中間に配信される6秒以内の動画広告である。
  • YouTubeに動画をアップロードして広告配信を行う。
  • Google広告で使えるターゲティングがバンパー広告でも使用できる。
  • バンパー広告はインプレッション単価の広告メニューである。
  • 運用指標はユニークリーチ数で、多くのユーザーに広告配信出来ることが目的となっている。
  • TrueView for Reachなら15秒動画でもバンパー広告のような目的で配信出来る。
  • バンパー広告に縦型動画は入稿出来る。
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バンパー広告のメリット

バンパー広告の仕組みが分かったところで、続いてバンパー広告のメリットについて解説させて頂きます。

バンパー広告には、主に以下の2つのメリットがあります。

  • 安いインプレッション単価で多くのユーザーに配信
  • TrueViewよりも印象が良い

安いインプレッション単価で多くのユーザーに配信

バンパー広告にはどんなメリットがあるの?

一番最大のメリットは、インプレッション単価が安くたくさんのユーザーに広告を配信することなんだ!

ここまででも何度か出てきましたが、バンパー広告はインプレッション単価が安く、かつ多くのユーザーに配信させることが出来ます。

そのため、新商品の発売であったり、イベントで色んな人に知ってもらいたいという場合には、安く多くのユーザーに配信させることが出来るので、おすすめです。

以下はTrueView広告との比較になりますが、バンパー広告の方が圧倒的にインプレッション単価が安く、配信量も多いのが分かります。

でも、なんでバンパー広告は多くのユーザーに安く配信させることが出来ているの?

実はTrueViewとバンパー広告では、配信されているユーザーが異なるのが理由なのです。

TrueView広告は、広告配信後5秒経過するとスキップボタンが表示される広告メニューです。

YouTubeを見たことある方なら分かると思うけど、広告を見たくない場合はスキップを押すよね!

そしてここがポイントで、スキップを良く押しているユーザーは、広告を嫌がっているユーザーとGoogleが判断しており、TrueView広告を配信しづらい状態にさせるのです。

そのため、TrueView広告は広告を毛嫌いしていないユーザーに絞られて配信されるため、ユーザーの質は高いが配信量が自然と少なくなり、インプレッション単価は上がります。

一方、バンパー広告では短尺動画でスキップも無いということもあり、TrueView広告でスキップを良く押しているユーザー、つまりTrueView広告では配信されていないユーザーも配信対象になりますので、配信量が多くなります。

バンパー広告だけでなく、TrueView for Reachの広告メニューも同じ仕組みで配信させています。

以上が要因で、バンパー広告はTrueView広告よりもインプレッション単価を安く配信させることが出来ているのです。

TrueViewよりも印象が良い

もう一つ、バンパー広告はTrueView広告と比べてユーザーへの印象が良いんだ!

印象?

動画広告って配信される側からしたら敬遠されがちなんだけど、バンパー広告は短尺ですぐに終わるから、長尺よりもユーザーへの印象が良いんだ!

TrueView広告は長尺の動画であっても、配信させることが出来ます。

ただしスキップボタンはつくものの、ユーザーからは再生したい動画がすぐに流れないのですから、印象は良くありませんでした。

このようなTrueView広告と比べて、バンパー広告は短尺ということもあり、動画の前後に入っていてもユーザーからの印象は良いのが特徴になります。

  • バンパー広告の最大のメリットは、TrueViewとは配信ユーザーが異なり、インプレッション単価が大幅に安く配信出来ること。
  • 短尺動画なので、配信されているユーザーの印象が悪くなりにくい。
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バンパー広告のデメリット

続いてバンパー広告のデメリットを解説していきます。

デメリットとしては、以下の2つが挙げられます。

  • クリックされにくいのでサイト遷移が少ない
  • 配信ユーザーからのリマーケティングが行えない

クリックされにくいのでサイト遷移が少ない

反対にバンパー広告にはどんなデメリットがあるの?

バンパー広告は短いしクリック出来る箇所も少ないから、ユーザーをサイトに遷移させるのには不向きなんだ!

バンパー広告はTrueView広告とは違い、クリックすることが出来る箇所が少ないです。

また6秒以内で配信も終わってしまいますので、アクションを行うユーザーも少なくほとんどクリックされずサイト遷移に繋がりません。

以下はTrueView広告とのクリック数による比較になりますが、CTRやCPCで計算するとバンパー広告が圧倒的に低いことが分かります。

目的部分でもお話しさせて頂きましたが、この結果からもバンパー広告はサイト遷移が目的では無く多くのユーザーに配信させることが指標ということが分かると思います。

配信ユーザーのリマーケティングが行えない

もう一つ、動画広告を配信したユーザーのリマーケティングリストを溜められないというデメリットがあるんだ!

そうなんだ…

なんだかもったいないね…

TrueView広告を配信した場合は、動画の秒数によりますが、広告を配信したユーザーのリマーケティングリストを作成することが出来ます。

そしてこのリストに対して、GDNなどで広告配信することが出来ます。

しかしバンパー広告では、配信したユーザーをリマーケティングリストに追加することが出来ません。

そのため、配信ユーザーを追跡していくことが出来ないのはデメリットになります。

  • バンパー広告はクリックがされにくいので、ユーザーをサイトに遷移させることが難しい。
  • 広告を配信ユーザーのリマーケティングリストを蓄積することが出来ない。
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バンパー広告の設定方法

ここからはバンパー広告の設定方法について、解説させて頂きます。

設定する上での流れとしては、以下のようになります。

バンパー広告の設定の流れ
  1. バンパー広告用の動画作成
  2. YouTubeに動画をアップロード(本番か限定公開)
  3. Google広告でバンパー広告のキャンペーンを設定

ここからは、YouTubeに動画がアップロードされている状態で、3の管理画面での設定方法を解説していきます。

なお注意点としては、フリークエンシーを設定しておかないと何度も同じユーザーに配信されてしまう可能性がありますので、注意しましょう。

手順①:キャンペーンから「+」ボタンを押して、「新しいキャンペーンを作成」をクリックします。

手順②:キャンペーンの目標を「目標を指定せずにキャンペーンを作成する」を選択、キャンペーンタイプで「動画」を選択、キャンペーンのサブタイプで「カスタム動画キャンペーン」を選択して、「続行」をクリックします。

手順③:任意のキャンペーン名を入力、入札戦略を「目標インプレッション単価」を選択します。

手順④:予算と日程を入力、ネットワークはYouTube動画だけにチェックを入れて、言語と地域も設定していきます。

手順⑤:「その他の設定」をクリックすると、フリークエンシーの設定を行うことが出来ます。

バンパー広告はリーチが目的になりますので、インプレッションに対して上限を設けておくと良いです。

良く設定されることが多いフリークエンシー設定は、1日に3~4回ほどとされています。

手順⑥:広告グループ名を入力、ユーザーもしくはコンテンツに対してターゲティング内容を設定し、入札単価を1,000回表示された場合の目標単価で入力します。

手順⑦:YouTubeにアップロードした動画のURLを入力します。

手順⑧:動画広告のフォーマットを「バンパー広告」に設定します。

手順⑨:ランディングページのURLと表示URLを設定し、コンパニオンバナーがあれば入稿し、広告名を入れて「キャンペーンの作成」をクリックします。

手順⑩:「キャンペーンに進む」をクリックします。

以上で設定は完了となり、審査が通り次第バンパー広告が配信されます。

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まとめ

バンパー広告はたくさんのユーザーに動画を訴求することが出来るんだね!

うん、新しいユーザー層を見つけていきたい場合は、まずバンパー広告から始めるのもおすすめだよ!

今回はバンパー広告について、仕組みや特徴を解説させて頂きました。

バンパー広告は、YouTube広告の中でも圧倒的に多くのユーザーに配信することが出来る広告メニューです。

その反面、直接サイトへの遷移を目的とする場合は全く向かない広告となりますので、しっかりと目的に合っているかどうかを確認してバンパー広告を活用するようにしましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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この記事を書いた人
Tomoya Watanabe

リスティング広告の運用歴は7年で、広告代理店も広告主側もどちらも経験してきました。記事では、自らのリスティング広告の運用の経験から、実際にやってみて上手くいったことだけでなく、失敗したこともすべてリアルに解説していきます。

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