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リスティング広告のキーワード選定のポイント

キーワード選定のポイントリスティング広告

リスティング広告の配信準備をしているけど、キーワードをどのように選定すれば良いのかが分からない…。

リスティング広告においてキーワードはとても重要な部分になるから、しっかりと解説していくよ!

リスティング広告では設定したキーワードを検索したユーザーに対して、広告が配信出来ます。

そのためキーワードの選び方は、リスティング広告を配信する際にとても重要になってきます。

この記事では、リスティング広告におけるキーワードの役割と実際の選定方法、また追加するキーワードの数について解説を行っていきます。

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リスティング広告におけるキーワードの役割とは?

キーワードの役割とは?

リスティング広告においてキーワードは命のようなものなんだ!

命??

大げさかもしれないけど、キーワードが無ければリスティング広告は成り立たないんだ!

リスティング広告では、特定のキーワードを検索したユーザーに対して広告を配信することが出来ます。

つまり、キーワードは配信ターゲットを絞り込むという役割があります。

反対にリスティング広告はキーワードでしかターゲットを絞り込むことが出来ませんので、キーワードの選定が悪いとリスティング広告の効果も悪くなっていきます。

リスティング広告はSEOと異なり広告費がかかりますので、無駄なキーワードで配信させずしっかりと見込み顧客ユーザーに絞り込んで配信させることで、より広告の効果を引き上げていくことができ、費用対効果も上昇していきます。

そのため、このキーワードはリスティング広告にとってとても重要な役割を果たしているのです。

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キーワードの選定方法

キーワードの選定方法

ここからは実際のキーワード選定の方法について解説を行っていきます。

キーワード選定の考え方

どうやってキーワード選定をしていけばいいの?

キーワードを選定する際は、軸キーワードと掛け合わせキーワードの2種類に分けて作成していくと良いよ!

キーワード選定を行う際は、まず「軸キーワード」と「掛け合わせキーワード」の大きく2種類を決めていきましょう。

軸キーワードとは、その商品やサービスにおいてメインとなるキーワードのことです。

掛け合わせキーワードとは、軸キーワードに掛け合わせてユーザーをさらに絞り込むためのキーワードのことです。

具体的に説明すると、例えば自転車販売のお店を運営していた場合、軸キーワードは「自転車」や自転車のメーカー名などの「ビアンキ」が入ってきます。

これらの軸キーワードで配信しても良いのですが、このままだと様々な検索意図のユーザーがいると考えられます。

「自転車」と検索している人
⇒自転車を修理したい人、自転車を購入したい人、自転車を英語に翻訳したい人など

「ビアンキ」と検索している人
⇒ビアンキの自転車を探している人、ビアンキの求人を探している人、ビアンキのお店を探している人など

広告の配信目的は、ユーザーに自転車を買ってもらうことになりますので、この目的以外のユーザーには出来るだけ広告を配信させたくないですよね?

そこで、掛け合わせキーワードを使ってユーザーをさらに絞り込んでいきます。

この場合、「購入」や「格安」などを掛け合わせキーワードにすることで、より見込み顧客のユーザーに広告を配信していくことが出来ます。

「自転車 購入」と検索している人
⇒自転車を購入したい人

「ビアンキ 格安」と検索している人
⇒格安でビアンキの自転車を探している人

ただし軸キーワードの検索数が少なすぎる業界では、掛け合わせキーワードを設定してしまうとさらに検索数が少なくなってしまい、広告の配信で出ないという場合がありますので、その場合はキーワードを少しずつ拡げていくのが効果的です。

軸キーワードの決め方

軸キーワードはどうやって決めていけばいいの?

扱っている商品からテーマ毎に決めていくとやりやすいよ!

まずはメインとなるキーワードである軸キーワードを決めていきましょう。

この軸キーワードはその商品の核となるキーワードになってきますので、取り扱っている商品の商品名やジャンル、種類などをテーマ毎にキーワードを整理しながら抽出すると分かりやすいです。

先ほどの自転車の例であれば、マウンテンバイクやロードバイクなどの自転車の「種類」、ビアンキやジャイアントなど自転車の「メーカー名」がキーワード軸のテーマとして挙げられます。

自転車本体以外にもサドルやタイヤといった「パーツ」、ヘルメットやサングラスなどの「ウェア」も取り扱っているようであれば、軸となるキーワードになってきます。

商品だけでなく、社名や店舗名なども重要なキーワード軸になるから、忘れないように抽出しておこう!

また軸キーワードを抽出する際に参考になるのが、Google広告が提供しているキーワードプランナーです。

キーワードプランナーに特定のキーワードやサイトのURLを入力すると、関連しているキーワードを抽出することが出来ますので、この中から自社の商品やサービスに合っているものがあれば、軸キーワードに入れていきましょう。

掛け合わせキーワードの選び方

掛け合わせキーワードも何か選ぶコツとかはあるの?

掛け合わせキーワードも軸キーワードと一緒で、テーマを決めてから作っていくと分かりやすいよ!

軸キーワードの抽出が終わったら、次に掛け合わせキーワードを選んでいきましょう。

掛け合わせキーワードの選び方は、ターゲットをしっかりと絞り込めることが出来るかという点になります。

具体的には、商品を買ってくれる人をターゲットとするのであれば、商品を探している人がターゲットになってきます。

これは逆の立場になって考えると分かりやすく、あなたがその商品を探す場合にどのように検索するか、という買う側の立場になって考えていきましょう。

例えば「購入」や「買う」といった直接的なキーワードから、「安い」や「激安」などの価格、「赤」や「白」などの色、「26インチ」などのサイズを調べるかもしれません。

この掛け合わせキーワードも、購入や価格、色、サイズなどとテーマを決めて、それぞれのテーマ毎に考えられるキーワードを抽出してくると良いでしょう。

またユーザーによっては、想定していないキーワードで検索されている場合もありますので、以下のキーワードサジェストのツールを使って、どのような掛け合わせワードが検索されているかを調べていくと効率的です。

goodkeyword – Google/Bing/Yahoo関連キーワードツール

掛け合わせキーワードの抽出が完了したら、先ほどの軸キーワードと一緒にエクセルにまとめておくと分かりやすいです。

キーワードの掛け合わせ方法

掛け合わせキーワードの選定が終わったけど、次はどうするの?

ここまで終わったら実際に今抽出した2つのキーワードを掛け合わせていくんだ!

軸キーワードと掛け合わせキーワードの抽出が完了したら、掛け合わせを行いながらマッチタイプを決めていきます。

マッチタイプには、完全一致・フレーズ一致・部分一致・絞り込み部分一致の4つがあります。

マッチタイプによって実際に配信されるキーワードは変わりますので、詳しく知りたい方は「マッチタイプの選び方【リスティング広告】」の記事を参考にしてください。

まず軸キーワードの中から、そのキーワードだけでターゲットを絞り込めているものに関しては、掛け合わせを行わずに完全一致とフレーズ一致で設定していきましょう。

これは店舗名などの指名ワードや商標ワードが対象になってくることが多いのですが、単一キーワードでターゲットの検索意図が合致していれば、その掛け合わせワードでも検索意図は合いますので、この場合は完全一致とフレーズ一致がぴったりです。

それ以外の軸キーワードに対しては、掛け合わせキーワードを半角スペースを空けてそれぞれ掛け合わせて、完全一致と絞り込み部分一致を設定していくと良いです。

掛け合わせキーワードによってしっかりと配信ターゲットが絞り込まれていれば、そのキーワードを含んだ場合に配信させても検索意図は近しいので、完全一致と絞り込み部分一致が最適です。

なお掛け合わせを行う場合は、以下の掛け合わせツールを利用すると効率的です。

キーワード掛け合わせツール | SEM従事者のためのコミュニティ|SEMカフェ

ただし、機械的に掛け合わせを行っていくと、「タイヤ 購入」などのように自転車だけでなくクルマのタイヤを探しているユーザーがターゲットに含まれてしまっている場合もあります。

このような場合にはキーワードを削除するか、「自転車 タイヤ 購入」などのようにさらに軸キーワードと掛けわせることで、しっかりとターゲットを絞り込むことが出来ます。

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キーワードを追加する数はどのくらいがいい?

キーワードを追加する数

キーワードってどのくらい選定すればいいの?

業界によって大きく変わるんだけど、ターゲットをしっかりと絞り込めていれば最初はそんなにたくさん選ぶ必要無いよ!

キーワード選定する際に追加するキーワード数ですが、どのくらいが良いのでしょうか?

業界によって大きく異なりますので、一概に数で表すことが出来ませんが、始めはそこまで多く無くても問題無いです。

まず始めは、しっかりと見込み顧客をターゲットに絞り込んで、その中で獲得数を最大化していくように運用していくことが重要です。

そしてもう少しターゲットを拡げていこうとなったタイミングで、キーワードを追加していけば問題ありません。

よく「広告は最初に広告費をたくさん使って、そこから少しずつ絞り込ませていく」と言う方がいますが、これは大企業で予算があるやり方です。

確かに広告費を使うことで獲得はある程度伸ばせるかもしれませんが、キーワードを入れ過ぎるとターゲットがブレてしまい、無駄コストが多く獲得効率は悪化していきます。

最初から分かっている無駄コストに投下するくらいなら、まずは低予算でもキーワード選定でターゲットをしっかりと絞り込んでいく戦略の方が、無駄なコストリスクも無く獲得増加に繋げられます。

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まとめ

まとめ

キーワードの選定方法には他にも色んなやり方があるけど、これが一番オーソドックスでターゲットを絞り込みやすいよ!

今回はリスティング広告におけるキーワードの役割から、キーワードの選定方法、また選定するキーワードの数について解説させて頂きました。

キーワードを選定することはリスティング広告にとても重要なことであり、この作業次第でどれだけユーザーのターゲットを絞り込めているかどうかが数値に反映されてきます。

アカウント構成をしっかりと作り上げることでリスティング広告の効果にも表れてきますので、手を抜かずに作業をおこなっていきましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

リスティング広告
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この記事を書いた人
Tomoya Watanabe

リスティング広告の運用歴は7年で、広告代理店も広告主側もどちらも経験してきました。記事では、自らのリスティング広告の運用の経験から、実際にやってみて上手くいったことだけでなく、失敗したこともすべてリアルに解説していきます。

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