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インプレッションシェアが低いことは悪いことでは無い!キーワード毎の対応策について

リスティング広告

「管理画面を見ていたらインプレッションシェアの数値が低いんだけど、どうしたらいいの?」

「インプレッションシェアが低いということは、運用が上手くいってない?」


リスティング広告ではインプレッションシェアという用語がよく用いられており、とても重要な指標となります。

しかしこの言葉をよく知らないと、上記のようにあたかもインプレッションシェアの数値が低い場合に改善しなければいけないと考えがちです。

実はインプレッションシェアの数値が低いからといって、必ずしもこの数値を高めなくてはいけないということにはなりません。

なぜなら、インプレッションシェアを高めるためには入札を引き上げる必要が出てきてしまい、キーワードによってはCPAの悪化に繋がる恐れがあるからです。

そこで今回は、インプレッションシェアとは何かを知っていただき、インプレッションシェアが低い場合にそれぞれのキーワードの数値状況に応じた対応策をご紹介させて頂きます。

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インプレッションシェアとは?

そもそもインプレッションとは英語でimpressionと書きますが、広告の表示回数のことを指しています。

つまりそのリスティング広告が何回表示されたかを指している指標で、略して「IMP」や「インプ」などと呼ばれることがあります。

シェアとはよく業界シェアなどと言いますが、占有率のことを指しています。

そしてインプレッションシェアとは、そのキーワードにおける広告の表示回数が全体の表示回数におけるどのくらいの占有率を指しているかを示しています。

と、難しい言葉になってしまいましたが、簡単に言うと

「そのキーワードで実際に表示された回数÷そのキーワードで広告表示される可能性のある回数(MAX)」

がインプレッションシェアとなります。

例えば、とあるキーワードAにおいて、月に5,000回広告表示される可能性があり、実際の配信では月に1,000回表示されていた場合は、1,000÷5,000=0.2よりインプレッションシェアは20%ということになります。

またキーワードBにおいて、月に100,000回広告表示される可能性があり、実際の配信では月に80,000回表示されていた場合は、80,000÷100,000=0.8よりインプレッションシェアは80%ということになります。

以上がインプレッションシェアと言いますが、一つ注意点として「そのキーワードで広告表示される可能性のある回数(MAX)」と「キーワードの検索数」は異なります。

管理画面などで地域やデモグラのターゲティング設定を行っていたり、キーワードの品質スコアなどの状況によって、「そのキーワードで広告表示される可能性のある回数(MAX)」は変化する仕組みになっているからです。

つまりその広告が表示される可能性が無い時に検索される場合は、「そのキーワードで広告表示される可能性のある回数(MAX)」には入ってこないということになります。

以下のGoogle社のヘルプページにも同様の記載がありますのでご確認ください。

インプレッション シェアについて – リニューアル版 – Google 広告 ヘルプ

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インプレッションシェアの変動要因

インプレッションシェアの数値が変動する要因として、一番大きなところとして入札単価が関係してきます。

つまり入札単価を引き上げると広告の表示される回数が上がり、インプレッションシェアが高くなっていきます。

逆に入札単価を引き下げると広告の表示回数が減少して、インプレッションシェアは低くなります。

ここは分かりやすいですね。

ただここでも一つ注意点が必要になってきますが、

「広告が1位表示で他社の広告よりも上に表示されているのだから、インプレッションシェアは100%になるんじゃないの?」

と思われがちですが、1位表示であってもインプレッションシェアは必ずしも100%になるとはいえません。

上記は実際の管理画面から掲載順位が「1.0」のキーワードの出稿データです。(フィルタをかけたのですが、なぜか「1.1」のものも入ってしまいました。。)

これを見て頂ければ分かりますが、掲載順位が1.0であってもインプレッションシェアが100%のものもあれば80%のものもありますね。

つまり掲載順位が1位だけどインプレッションシェアが100%に達していないキーワードに対しては、入札単価を上げることでさらにインプレッション数を伸ばすことが出来るということになります。


またインプレッションシェアの変動要因は入札単価だけではなく、もう一つキャンペーンに設定している予算も関係してきます。

日予算に引っかかってしまい広告の出稿されない期間が出てくると、本当は出稿されるはずだったとカウントされるためインプレッションシェアが下がります。

この予算によってインプレッションシェアが下がっているかを知るためには、キャンペーンのメニューから表示項目で「検索広告のインプレッション シェア損失率(予算)」という項目を選んで頂き、この数値が0%で無ければ予算が引っかかっていることによりインプレッションシェアが下がっていることを意味していますので、予算を引き上げることでインプレッションシェアを上げることが出来ます。

インプレッションシェア損失率に関しては、以下のページで詳細を記載しておりますので良かったらお読みいただければと思います。

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インプレッションシェアが低い場合の対応方法

ここまでインプレッションシェアについてご紹介させて頂きましたが、ここからはインプレッションシェアが低い時にどうするかということをお話しさせて頂きます。

と言いましても、どのくらいの数値を低いと呼ぶのかが難しいところではありますが、基本的に「100%未満」であれば以下の対応を取っていただいて問題ありません。

冒頭でもお伝えさせて頂きましたが、インプレッションシェアが低い状況というのは特に悪い訳では無く、単に「入札を引き上げると表示回数をもっと伸ばすことが出来るよ」と教えてくれていると考えてください。

その上で以下の4パターンに分けて考えます。

  1. 低CPAで獲得出来ている完全一致キーワードのインプレッションシェアが低い場合
  2. 適正CPAで獲得出来ているキーワードのインプレッションシェアが低い場合
  3. 高CPAで配信されているキーワードのインプレッションシェアが低い場合
  4. 低CPAで獲得出来ているフレーズ一致および部分一致キーワードのインプレッションシェアが低い場合

なお、CPAが低いか高いかというのは、運用の指標としているCPAと比べて低いのか高いのかでお考え下さい。

①低CPAで獲得出来ている完全一致キーワードのインプレッションシェアが低い場合

CPAが低く獲得に繋がっているということは、ある程度余剰がある状態のキーワードということになります。

その上で完全一致のキーワードのため、表記ゆれなどでの表示はありますがほぼそのキーワードを検索した場合にのみ広告表示されます。

そのためこのキーワードのインプレッションシェアが低い状況であれば、インプレッションシェアを高めて表示回数を増やすことで、CV数を伸ばすことが出来る可能性があります。

つまりこの①のパターンの場合は、入札強化が必要になります。

先ほどの項目でもお伝えさせて頂きましたが、これは掲載順位が1.0になっていようが入札を引き上げることでインプレッションシェアを高めることができ、表示回数を伸ばすことが出来ます。

もしもインプレッションシェアが50%以下などになっているのであれば、指標としては今の2倍以上の配信量を出すことができ、CV数も2倍以上の件数が期待できますので、このキーワードを見つけた場合の入札強化はおすすめです。

特に指名ワードなどでインプレッションシェアが100%に到達していないなどがあれば、この①の対象に入ってくることが多いです。

②適正CPAで獲得出来ているキーワードのインプレッションシェアが低い場合

運用指標であるCPAと同じ数値で推移しているキーワードの場合は、現状の入札単価がそのキーワードで最適ということを意味しています。

インプレッションシェアが低かったとしても、これ以上入札を上げてしまうとCPCが上がる可能性があり、結果的にCPAが悪化してしまうことがあり得ます。

そのためこのキーワードに対しては、インプレッションシェアを高める必要はありません。

競合他社の出稿が見られるキーワードであれば、他社の入札状況で数値が変動する可能性がありますので、そちらを注視する方が良いでしょう。

③高CPAで配信されているキーワードのインプレッションシェアが低い場合

CPAの高いキーワードに対して、通常入札を抑制される方がほとんどだと思いますので、このケースで悩む場合はあまり考えられないと思います。

この場合は、もちろんインプレッションシェアを高めてしまうと、よりCPAの悪化に繋がる恐れがあるため、入札を引き下げてインプレッションシェアをさらに低くさせる必要があります。

このキーワードの場合は、インプレッションシェアという項目はそこまで見ていく必要は無く、単純にCPAが高いから抑制するという認識で入札の引き下げで問題ありません。

④低CPAで獲得出来ているフレーズ一致および部分一致キーワードのインプレッションシェアが低い場合

①のパターンのフレーズ一致と部分一致の場合になります。

普通に考えれば①と同じく入札を引き上げてインプレッションシェアを高めることで、表示回数を増やせるのでCV数の拡大に繋がると考えられます。

しかしフレーズ一致と部分一致の場合は、入札を引き上げることで実際に配信される検索クエリが変わってきます。

つまり入札を上げることで、これまでCVが取れていたとされる検索クエリでのインプレッションシェアが上がる半面、これまで配信されてこなかった検索クエリでも反応するようになる可能性があります。

そして、新たに反応した検索クエリがCVに繋がらない場合は、インプレッションシェアを高めるがゆえにCPAを大幅に悪化させてしまう可能性が考えられるのです。

そこでフレーズ一致と部分一致の場合は、基本は入札強化の方針で良いのですが、少しずつ様子を見ながら単価を引き上げていくようにしましょう。

また獲得に繋がった検索クエリなどは極力完全一致で入稿しておくことで、①のパターンとして扱うことができ入札強化が行いやすくなります。

なお、同じキーワードであっても完全一致の方がフレーズ一致や部分一致よりも優先的に出稿され、重複が発生することはありませんので、獲得クエリの完全一致での登録は入札単価のコントロールもそうですが、インプレッションシェアの概念からもおすすめです。

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まとめ

今回はインプレッションシェアの概要と変動要因、そしてその上でインプレッションシェアが低い状況の場合の対応方法に関して記載させて頂きました。

インプレッションシェアはあくまでも「まだ入札を上げればインプレッションを伸ばすことが出来る」という一つの指標に過ぎません。

リスティング広告を運用する上ではとても重要な指標にはなりますが、必ずしも高める必要はありません。

もしもインプレッションシェアが低いと感じた場合であっても、以下の4パターンに分けて適切な対応を行っていくようにしてください。

  • 低CPAで獲得が出来ている完全一致キーワード⇒入札強化
  • 適正CPAで獲得が出来ているキーワード⇒入札そのまま(他社の出稿状況をチェック)
  • 高CPAで配信しているキーワード⇒入札抑制
  • 低CPAで獲得が出来ているフレーズ一致および部分一致キーワード⇒徐々に入札強化(獲得クエリの完全一致化)

こちらの対応をすでにしているのであれば、インプレッションシェアの数値に過敏に反応する必要は無いかと思います。

少しでもこの記事がアカウント内の改善に繋がることを期待しています。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

リスティング広告
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この記事を書いた人
Tomoya Watanabe

リスティング広告の運用歴は7年で、広告代理店も広告主側もどちらも経験してきました。記事では、自らのリスティング広告の運用の経験から、実際にやってみて上手くいったことだけでなく、失敗したこともすべてリアルに解説していきます。

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