どうしてリスティング広告は費用対効果が高いのか知りたい…。
検索したユーザーに広告を配信するというのがポイントなんだ!
広告の媒体には様々な種類がありますが、その中でもリスティング広告は費用対効果の高い広告と言えます。
リスティング広告の費用対効果が高い大きな理由として、PULL型広告(プル型広告)であるということがあげられます。
この記事では、リスティング広告が他の広告媒体と比較して効果が高い理由だけでなく、費用対効果が悪い広告の重要性についても解説をしていきます。
リスティング広告の費用対効果が高い理由
リスティング広告はPULL型広告(プル型広告)という種類に分類されており、これが費用対効果の高い理由となっています。
広告媒体には、リスティング広告以外にもディスプレイ広告や動画広告、オフラインではテレビのCMや雑誌広告、OOH(駅の看板広告等)など様々な媒体があります。
これらの広告媒体は、大きくPUSH型広告(プッシュ型広告)とPULL型広告(プル型広告)に分かれます。
PUSH型広告(プッシュ型広告)とは?
PUSH型広告は攻めの広告とも言われますが、不特定多数のユーザーに強制的に広告を訴求して、認知をしてもらうことが大きな目的となる広告です。
PUSH型広告の主な広告媒体としては、CMや駅の看板広告、動画広告などがあたります。
このPUSH型広告の特徴として、配信母数は多く認知度を向上させる効果がありますが、その商品やサービスに興味が無い無関心層もいるため、広告を見て実際に購入まで行うユーザーの割合は低いです。
そのため、PUSH型広告は費用対効果の悪い広告となりやすいです。
PULL型広告(プル型広告)とは?
一方、PULL型広告は待ちの広告と言われますが、すでに特定のニーズを持っているユーザーに訴求できる広告のことを指しています。
PULL型広告の主な広告媒体がリスティング広告です。
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに連動させて広告を配信できる検索連動型広告です。
ユーザーがキーワードを入力して検索するという行動は、「何かを探している」「何かを求めている」というニーズ(欲求)があり、リスティング広告はこのようなニーズを持っているユーザーに訴求することができます。
PUSH型の広告とは異なり、キーワードでニーズのあるユーザーに絞るため配信母数は少なくなりますが、すでにニーズがあるためその広告を見て商品やサービスの購入までを行うユーザーの割合は高いです。
そのため、PULL型広告であるリスティング広告は費用対効果の高い広告と言えます。
PUSH型広告も重要な広告媒体
ここまでの説明からも費用対効果だけで考えてしまうと、PULL型広告であるリスティング広告だけに配信が絞られがちですが、PUSH型広告にも重要な役割があります。
PUSH型広告の役割は、多くのユーザーに商品やサービスを知ってもらうことです。
例えば、ユーザーのニーズが少ない市場であれば、PULL型広告であるリスティング広告で配信できるユーザーには限りがあります。
さらにこの少ない市場にあるキーワードをライバル各社で取り合って配信することになりますので、リスティング広告のクリック単価はより上がりやすくなります。
そこでPUSH型広告を配信して、その必要性をユーザーに感じ取ってもらうことで、ニーズを増やすことができ、検索するユーザーも増加させ、リスティング広告からの獲得を引き上げる効果が期待できます。
一概にこの通りにいくわけでは無いですが、PUSH型広告とPULL型広告はどちらもマーケティング戦略として重要な広告媒体であり、どのように組み合わせて配信していくかがポイントになってきます。
費用対効果が悪いからPUSH型広告は敬遠されがちですが、市場を開拓するためには重要な役割を担っていることを忘れてはいけません。
まとめ
PUSH型広告とPULL型広告はどちらも重要なんだね!
マーケティング戦略ひとつで企業の進む方向が大きく変わるんだ!
今回はリスティング広告の費用対効果が高い理由、そしてPUSH型広告の重要性について、解説させて頂きました。
企業によって広告の目的は様々なので、一概にどれが正解とは言えません。
リスティング広告は費用対効果が良いというメリットだけに目が向けられがちですが、その反面、配信ターゲットは大きく絞られます。
さらに上を目指すためには、PUSH型広告を上手に組み合わせて戦略を練っていきましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
コメント